エコバッグデザイン完成 桜小4年生作品


ecobag2.jpg 今年9月に開催された「第2回アートストリート in 都通り 2008」のエコバッグデザインコンテストで、見事、大賞に輝いた桜小学校4年2組・29人のイラスト付きエコバッグのデザインが完成した。
 「アートストリート in 都通り」は、小樽都通り商店街をアート作品でいっぱいにするイベント。
 今年の目玉は、エコバッグデザインコンテストで、小樽をテーマに自由なアイディアの作品を募集した。市内外から50点の応募があり、この中から、エコをテーマとした総合学習授業で作成した桜小4年生の作品が大賞に選ばれた。
 子供たちの作品は、黄緑や緑、青など自然をイメージさせるカラフルな色使いで、キャラクターや木、葉などを描いた可愛らしいデザインが多かった。
 都通り商店街では、この子供たちのデザインをエコバッグに取り入れるための試行錯誤を続けた結果、大賞となった29人の作品を1つのエコバッグにまとめてプリントアウトすることを決めた。
 デザインは、白を背景に29作品をずらりと並べ、「ART STREET 2008」や子供たちの名前を記載する。薄い黄緑色の綿糸・麻糸で織った帆布素材(30㎝×40㎝)の片面にプリントアウトすることにしている。12月中旬には製品化し、ふれあいプラザで販売する予定。価格は未定。約200枚制作することにしている。
 鈴木創・事業委員長は、「まだ、エコバックが完成していないので、どうなるか分からないが、子供たちの絵がカラフルでキレイな色使いなので、良いものになると思う。子供それぞれの個性が出ている絵が並んでいるので、可愛らしいエコバックになりそうだ」と話している。
 桜小4年生は、大賞受賞で受け取った5万円の使い道を、自分たちの作品がプリントアウトされたエコバッグの購入費に充てることにしているという。
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