今冬一の冷え込み一転 小春日和に


1126-1.JPG 北海道付近が高気圧に覆われた影響で、26日(水)の市内は、前日25(火)の今冬一番の冷え込みから一転、暖かい快晴の小春日和となった。
 札幌管区気象台によると、この日の最低気温は-2.3℃・最高気温は5.4℃を記録。日中のほとんどは4~5℃で、市街地に暖かい陽射しが差し込んだ。
 この影響で、道路や歩道の雪は一気に解けだした。所々に雪解けによる水溜りができ、ジャンプをしたり、歩幅を広げて避ける歩行者の姿が目立った。道路の雪も解け、水しぶきを上げながら走る車もあった。建物などの日陰では、前日に凍りついた路面はそのままで、滑りやすく歩行困難な箇所も多かった。
1126-2.JPG
 小樽運河浅草橋街園に設置されている温度計は、昼頃は6から7℃で、小春日和を示していた。記念撮影スポットとなっている広場には、大きな水たまりができ、観光関係者は、木材で橋渡しするなど工夫をしていた。
 人力車の車夫は、「今日は本当に暖かい」、「陽射しが気持ち良い」と日向ぼっこしながら、観光客に笑顔で話しかけていた。
 同気象台は、27日(木)は「曇りで日中雨や雪が降る見込みです」としている。