「ヒルトン小樽」は「グランドパーク小樽」へ


parkhotel1.JPG ウイングベイ小樽の中央部にある市内最大のホテル「ヒルトン小樽」(地上18階・地下1階建・296室)が、12月1日付で、シンガポールのパークホテルグループに買収され、来年1月1日から「グランドパーク小樽」へとリブランドされることになった。
 「ヒルトン小樽」は、1999年7月に開業したが、ホテル建設の初期費用約80億円の負債が膨らみ、累積赤字が10億円にも上った。2001年に経営破たんし、ヒルトン・インターナショナル(イギリス)に運営を委託。しかし、初期投資が重荷となり、2003年に民事再生法を申請し、倒産状態に陥った。2005年には、「イシン・ホテルズ・グループ」(東京)が買収し、ヒルトン・インターナショナルとフランチャイズ契約し、現在に至っている。
 新たに「ヒルトン小樽」を買収したパークホテルグループは、シンガポールに本社を置くホテルチェーン。1961年に設立し、シンガポール、中国、香港に7件のホテルを所有・運営している。
parkhotel2.JPG 東京、大阪、沖縄など日本進出を考えている中、日本第1号として「ヒルトン小樽」を買収した。同グループのアレン・ロー代表は、「日本で良い物件を探していたところ、小樽の物件を見つけた。小樽の街には4回ほど来ているが、夏と冬で色々な景色を見ることができ、美しく素晴らしい土地だと思い、買収に至った」
 「地元の力を借りながら、6階のチャペルを使用したビジネスを仕切り直し、ライフスタイルの一部として滞在出来るようなホテルにし、アジアからの集客に取り組む。小樽の多くの方々にも来てもらいたい」と話している。
 買収額は非公表で、従業員150人の雇用は継続される。建物の大きな改装の予定はなく、ロゴなどの一部の変更を行い、来年1月1日から「グランドパーク小樽」としてスタートする。
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