低気圧の影響で大荒れとなった12月26日(金)、道内の陸・海・空の交通網が寸断された。
市内では、札樽道の通行止、JR函館線の遅れや運休、フェリーの出港・到着遅れなどの交通障害が多発した。
小樽を含む後志北部には、「大雪、風雪、波浪、なだれ注意報」が継続して出され、26日(金)の市内に強風が吹きつけ、吹雪混じりの大荒れの天候となった。小樽港では、100年の歴史を持つ北防波堤に白い高波が次々に押し寄せた。
この影響で、26日(金)から28日(日)までに入出港する小樽・舞鶴間のフェリー「あかしあ」・「はまなす」で出港・到着遅れが出ている。
JR函館本線では、暴風雪の影響でポイントの転換が出来ず、最大160分の遅れが出るなど、千歳空港へのアクセスに支障をきたした。
小樽天狗山の山頂付近では、秒速23mの強風となり、ロープウェイと山頂リフトが運休した。
札幌管区気象台では、「26日(金)から27日(土)にかけて、雪でふぶく所があるでしょう。海の波の高さは、5メートルとしけるでしょう」としている。
◎JR北海道旅客鉄道株式会社
◎海上荒天に伴う運航状況のご案内(08/12/26)