「厳しい予算編成」 市長ヒアリング開始


21yosan.JPG 小樽市役所(山田勝麿市長)で、1月16日(金)から、2009(平成21)年度の予算編成作業を精査するための市長ヒアリングが始まった。
 初日は、9:00から別館第2委員会室で、財政部の部課長から歳入歳出などの現状についての報告が行われた。
 山田市長は、「歳入が問題で、市民税・固定資産税で3億5,000~6,000万円落ちるかもしれない。地方交付税は、20日に総務省から通知が来るので、現状では把握出来ない。ある程度歳入が分かった段階で予算編成を行う。
 景気対策として、市道の臨時整備を行う。公共事業や水道管工事などを上積みしたい。消防庁舎も本来は、6月議会に議決をもらうが、5月の臨時議会で議決をもらえるようにしたい。オタモイ3号棟の建設も行う。
 決算見込みで、赤字を引き継いでの予算編成となるので、厳しいものになる。生活保護の扶助費が増えており、これは削れないので一般財源が窮屈になる。厳しい予算編成にならざるを得ない。寄付条例の3,100万円の財源をどう活用するかも検討したい」と述べた。
 市長ヒアリングは、21日(水)まで行われ、2月中旬に開く記者会見で発表するとしている。