“雪が少ない” 雪あかりの路まで1ヶ月


yukiakari-snow.jpg 「第11回小樽雪あかりの路」(2/6~15)の開催まで1ヶ月を切ったが、市内の積雪が平年の半分となっており、同実行委員会は「このままの状況なら雪を運ばなければいけないかもしれない」と頭を悩ませている。
 雪あかりの路は、白い雪に包まれる小樽をロウソクの灯りで幻想的に彩る冬のイベント。小樽運河と旧手宮線をメイン会場に市内各地で行われ、例年、多くの市民や観光客が足を運んでいる。
 一昨年、昨年と積雪が少なく、約100万円をかけて、会場に雪を運ぶ作業が行われた。今年は、1月9日(金)現在で、平年の積雪53cm。昨年の35cmより、さらに少ない27cmとなっている。このため、実行委では「今週は雪の予報だったが、あまり降らなかったので心配している」と不安視している。
 雪は、4トンや10トンの大型トラックで、市内の旭山展望台や水族館駐車場などから約180台分を運ぶが、この費用は約100万円。「多少、余分に予算を見ているが、天気のことだから神頼み」という。
 雪の搬入作業を行うかどうかは、1月19日(月)の週に開く検討委員会で決定する。その後、翌週には作業を行わないと、2月6日(金)のイベント開催には間に合わないとしている。
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