雪あかりのバックヤードツアーが人気 


backyard1.JPG 6日(金)に開幕した「第11回小樽雪あかりの路」の2日目の7日(土)、ボランティアたちが会場設営に取り組む様子を見て回るバックヤードツアーが初めて行われ、定員を大幅に上回る参加者が集まる人気となった。
 バックヤードツアーは、ボランティアガイド(おたる案内人)が、メインの運河や手宮線会場を案内しながら、雪あかりの路の誕生や経緯を紹介し、最後にスノーキャンドル作りを体験する。今回初めて企画され、期間中の土日・祝日の5日間、15:00・16:00の2回ずつ行われる。
backyard2.JPG 初日の7日(土)は、15:00・16:00の2回で65人の参加があった。1回の定員は10人だが、「スノーキャンドルがどうやって出来るのか不思議」や「ボランティアさんの仕事ぶりを見たかった」などと、予想を大幅に上回る参加者が集まった。
 参加者たちは、集合場所の運河プラザから、手宮線会場に向かい、会場設営作業の他に事務局の内部も一回り。ボランティアの手配に追われる人や、鳴りっぱなしの電話に対応するスタッフなど、ゆったりと穏やかなイベントとは裏腹に、忙しい裏の現場の様子を見学した。
 運河会場では、スノーキャンドル作りに挑戦。雪をバケツに入れて水で固めて、ロウソクを入れる穴を開ける作業を行った。ボランティアスタッフの手を借りながら、運河や手宮線会場などに並ぶスノーキャンドルを見事作り上げた。
backyard3.JPG 札幌の主婦・近澤信子さん(46)は、「雪あかりの路には、3回ぐらい来ているが、いつも、どうやってスノーキャンドルを作っているのか不思議だった。今回、バックヤードツアーに参加したことで、ようやく謎が解けた。このイベントを支えるボランティアの人たちの仕事ぶりも見学出来て良かった」。
 札幌の吉田希々果ちゃん(6)は、「初めて作ったけど、上手に出来た。面白かった」と喜んでいた。
 実行委員会事務局では、「予想より遥かに多い参加者が集まってくれて、ツアーを楽しんでもらって良かった。人数が多すぎたので、今後の対応を工夫しなければいけない。嬉しい悲鳴です」と話していた。
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