止まらぬ病院会計の悪化 樽病の1月収益は今年度最少


 市立小樽病院・第二病院の1月分の診療収入の結果がまとまった。
 これによると、両院合計の前年同月比は、入院収益が3,000万4,000円、外来収益が2,673万6,000円の計5,674万円のマイナス。患者数は、同じく前年同月比で入院1,106人、外来2,156人の計3,262人のマイナスとなった。
 特に小樽病院の入院収益は、前年比マイナス5,564万円の2億444万円となり、2008(平成20)年度の4月から1月までで最少数値を記録した。しかし、逆に第二病院の入院収益は、2億1,015万円と一番高い数値となった。両院合計では、入院・外来収益は、前年比マイナス5,674万円で、収益の減少が止まらない。
 樽病事務局では、「内科医師の退職の影響もあるが、1月の年始休みなどで入院日数が少ないことも影響している」という。
 小樽病院会計の収益・患者の落ち込みは、毎月、前年度よりも減少しており、診療科の休止、特に呼吸器内科の10月からの休止が大きく影響を及ぼしている。
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