運河の清掃活動 演劇集団「テアトロ浅草橋」


ungagomi.jpg 演劇集団テアトロ浅草橋(米本幸順代表)は、4月18日(土)10:00~12:00、今年7月に公演する市民劇「赤い運河~神様のいない祭り~」の舞台となっている小樽運河の清掃活動を行った。
 清掃活動には、約25人の役者・運営スタッフが参加。劇団の事務所となっている「浅草橋パーキング」(港町)を10:00頃に出発し、中央橋から北運河、運河公園の清掃に精を出した。
 「最近、市民から市役所に、『運河散策路にゴミが落ちている』と苦情が入ったことから、市はすぐにゴミ拾いをやったらしい。だから、今回、我々がやろうとしていたところにゴミがなくなっているので、急遽、雑草抜きに変更した」(米本代表)。
 参加者たちは、黄色のゴミ袋を持ちながら、散策路の至る所に生えている雑草抜きを行い、「函館の大沼公園には、たばこの吸殻はひとつも落ちていない。観光名所にゴミが落ちていること事態おかしいが、雑草も生えっぱなしというのもいかがなものか」と話していた。
 この清掃活動は、運河論争の際、当時の『小樽運河を守る会』の活動の中にも運河清掃活動があったことから、「運河を守るために闘った男たちの話を公演するので、この『守る会』の活動を体験して、運河保存運動の心に触れたい」と実施した。
 同劇団では、来月・再来月も、清掃活動を継続して行うことにしている。
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