「発熱外来」を設置 新型インフルエンザ対策本部


 小樽市新型インフルエンザ対策本部(山田勝麿本部長)は、8日(金)、疑い患者が発生した場合に対応するための「発熱外来」を設置したと発表した。
 市の対策本部では、これまで、発熱相談窓口の開設や市民への注意喚起、観光業者や医療関係者への説明会、ホームページによる情報提供などを行ってきた。
 「まだ国内での発生はないが、道や札幌、旭川などの都市と同様に、新型インフルエンザの疑い患者が発生した場合に対応するため、発熱外来を設置した」。
 同対策本部では、「発熱外来の受診にあたっては、混乱を回避するため、保健所に設置した発熱相談センターにおいて症状等を確認した方の中で、特に診察が必要な方のみを対象とします。発熱外来は、疑い患者を隔離して治療するためのものなので、直接、発熱外来へ出向くことは避けて欲しい」と呼びかけている。
 市保健所内の発熱相談センターでは、9:00~17:20は市保健所健康増進課の全職員、17:20~21:00は2名の職員が対応することになっている。21:00~9:00は、一度警備会社につながってから担当職員に取り次ぐ対応となっている。電話番号:0134-22-3117
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