小樽港に11日間停泊 「クリッパーオデッセイ」アラスカへ出港 


crippasyuko1.JPG 次の寄港先が決まらず、6月12日(金)の入港から11日間、小樽港第3ふ頭に停泊していたクルーズ船「クリッパーオデッセイ Clipper Odyssey」(バハマ船籍・5,218トン)が、22日(月)12:30、ようやく次の目的地・アラスカを目指して出港した。
 同船は、6月1日からのトレジャー・オブ・ジャパンクルーズで、宮島・広島・大分・金沢・室蘭などを巡り、6月12日(金)に最終寄港地の小樽港に到着した。この後、次の目的地やツアーが決まらず、第3ふ頭で待ちぼうけ状態で、待機させられていた。
 このほど、アラスカ発のツアーが決定し、22日(月)12:30に出港した。船笛を港内に響かせながら、ゆっくりと離岸し、石狩湾の彼方へ姿を消した。
 市港湾室によると、小樽港に入港したクルーズ船が、次の寄港地が決まらずに1週間以上も停泊することは珍しいという。
 この思わぬ11日間の停泊で、市には、係船料として約58万円の臨時収入を得ることになった。
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