「科学の祭典小樽大会」 子供たちが興味・関心 

 「2009青少年のための科学の祭典小樽大会」が、8月5日(水)・6日(木)の2日間、市総合博物館(手宮1)で開かれている。
 参加者たちが、自ら科学の実験や観察、工作などを体験出来るイベント。同実行委員会の主催。科学への興味・関心を喚起することを目的としている。小樽大会は今年で3年目。
 今年は、3Dペーパークラフトやカラフルキャンドル作りなど全31ブースが設けられている。海の不思議な生き物や保温調理の科学一鍋帽子、模型蒸気機関車”アイアンポニー号”の走行デモンストレーションなど、初参加のブースもある。

 保温調理の科学一鍋帽子ブースでは、ガスや電気などの熱エネルギー消費量を減らして、環境にやさしく、時間と経済も節約できる調理法を紹介。鍋帽子を使ったプリンの出来具合を披露した。ブースの周りには、子供たちのほか、付き添いの母親の姿も多く、節約エコ調理法を熱心に聞き入っていた。
 同館所有の蒸気機関車アイアンホース号の生誕100年を記念した模型SLの走行デモンストレーションでは、子供たちが、固形燃料を燃やして蒸気を発生させて走り出す”ちびSL・アイアンポニー号”に興味津々。「何週回るかな」、「すごいちゃんと走った」と感動の様子だった。
 小樽工業高や菁園中学校の学生たちが、教諭の手伝いとして、展示ブースで科学実験を披露していた。「将来の有望な科学者たちの参加もあり嬉しい」(同館)と喜んでいた。
 科学の祭典小樽大会は、6日(木)10:00~15:30も。 入館料が必要。