小樽港に燃料油10L流出 カンボジア貨物船

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 9月28日(月)18:10、小樽港中央ふ頭5番岸壁に係留中のカンボジア籍貨物船「STAR WIND」(スターウインド・683トン・乗組員13名ロシア人)から燃料油が流出した。
 小樽海上保安部が関係者から事情聴取した結果、燃料移送中、同船のバシリェフ・アンドレイ・ニコラエビッチ機関長(47)が不注意により燃料タンクの空気抜き管から燃料油(軽油)を甲板上にあふれさせ、そのうち約10リットルが近海海域に流出したことが判明した。
 このため、同部は、「海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律」違反容疑で機関長に対してボンド制度を適用し、30日(水)、担保金額50万円を決定・告知した。即日、担保金が提供されたため、同部は押収した証拠品を返還した。
 ボンド制度とは、海洋に関する国際連合条約の規定に則し、外国船舶の航行の利益に配慮するため平成8年に創設された。違反者等を釈放した後の一連の刑事手続きを担保するためにもうけられた制度。海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律65条等に規定されている。
 提供された担保金は、違反者が指定された期日・場所に、出頭し押収物の再提出がなされ、裁判が終結し罰金が納付完了した時点で返還される。しかし、万一、違反者が出頭しなかったり、押収物の再提出がなかった場合、国庫に帰属し返還されない。