受験生を守るインフル予防対策 「ステリ・PRO」


suteripro.jpg インフルエンザの流行期を迎えたことで、受験を控える学生たちを守りたいと、市内で受験生たちが集まる塾などで、新たなインフル予防対策が進められている。
 新しく予防対策に乗り出したのは、代ゼミサテライン予備校シード小樽校(稲穂2)。インフルエンザや食中毒の原因菌に抜群の効果を持つ弱酸性次亜塩素酸水「ステリ・PRO」を導入。専用の加湿器で、学生たちの勉強室に噴霧し、塾内での除菌を行っている。
 「ステリ・PRO」は、2年程前に開発され、東北地方の教育現場では次々に導入されている。小樽では、株式会社ミツウマ(奥沢4・小舘昭一代表取締役社長)が販売権を取得し、市内外の幼稚園や保育所、企業などへの導入に力を入れている。
 市内の塾で一番最初に「ステリ・PRO」の専用加湿器を導入したシード小樽校は、「これまでも咳をする人はマスクをするようにとか、手洗いなどの予防を呼びかけてきた。これから受験生にとっては大事な時期でもあるので、蔓延を防ぎたいと思って導入した。除菌も殺菌も出来るので効果に期待している。生徒にも感想を聞いたところ、室内がさわやかな感じがするという人がいるので、快適な感じも作っているので良いと思う」としている。
 販売元のミツウマでは、「受験まであと少しで、学校閉鎖で休みにはなったりしているが、各地から学生が塾に集まるので、ステリ・PROによって少なくとも塾内での感染は防げる」と話している。
 8月末頃から市内での導入も広がっており、小樽信用金庫では、すでに4支店の待合室に専用の加湿器を設置し、予防対策に力を入れている。
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