「花園はしご酒ウィーク」 500人が飲み歩き 


hasigo4.jpg 11月9日(月)から6日間、花園繁華街で開かれていた「花園はしご酒ウィーク」が、14日(土)に終了した。最終日までの参加人数は500人を超えており、主催の北観協社交組合小樽支部は、「参加者からはゆっくり飲めたといった感想を頂けた」と話している。
 このイベントは、11月9日(月)から14日(土)の6日間20:00~24:00、市内随一の花園繁華街のスナックやバーなど3軒を、3,000円で巡るドリンクラリー。北観協社交組合小樽支部(安達七郎支部長)の主催。
 2002(平成14)年にスタートした「はしご酒大会」の中止を受け、これまでの1日(90分)で5軒飲み歩くイベントから、6日間で3軒を巡るドリンクラリー「花園はしご酒ウィーク」に変えて開催することにした。
 最終日の14日(土)は、日中降っていた雨が夜になると止み、ラリー参加者たちは三々五々と花園の街へ繰り出し、スナックやバーを飲み歩いた。ラリーカードをカウンターに置いてビールや焼酎を飲み、店主のマスターやママと会話を弾ませた。
 参加者を待つ店側も、「新しい常連客になってもらえれば」と、おつまみなどに工夫を凝らしていた。ビールを1杯サービスする店もあった。
 イベント初日の月曜日は、ラリーカードを手にはしごする人は少なかったが、週末に近くなると次第に参加者が増え、普段の繁華街よりも人出の多い一週間となった。
 市内の女性グループは、「前のはしご酒は賑やかだったが、少しの時間で5軒も回らなければいけなくてせわしなかった」。「今回のはしご酒の方が、自分のペースでゆっくり飲めて良い」などと、グラス片手に会話を弾ませていた。
 店側も、「いつもの1日だけのはしご酒だと、店がてんやわんやで大変だった。今回のはしごウィークだと、我々も落ち着いて接客でき、お客さんと話せるので良い」と話していた。
 同支部事務局によると、6日間の参加人数は現在集計中だが、500人を超えているという。
 「今回初めての試みで6日間のはしご酒を開催した。ゆっくり飲めて良いという評価も頂いたが、やっぱりいつもの1日だけの賑やかな方が良いという声もある。来年もウィークをやりたいと思うが、1日だけのイベントも開催したいので、春と秋で1回ずつやるとか、検討しなきゃいけない。」と話している。
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