「ぺったん、ぺったん、ぺったんこ」。12月1日(火)9:45から、あおぞら保育園(勝納・谷川原元子園長)の児童70人が、小さな杵でもちつきを体験した。
小樽みなとライオンズクラブ(横田久俊会長)のボランティア活動の一環。毎年、年の瀬のこの時期に、市内の保育施設を訪れ、児童とともにもちつき体験を行っている。過去30年以上も続けている。今年は、もち米30kgを同園に寄贈した。
1歳から5歳までの児童70人が、「祭」と書かれた鉢巻を締めて、もちつきに挑戦した。もち米を蒸している間には、「ぺったん、ぺったん、ぺったんこ」と、もちつきの歌を可愛らしく披露した。
湯気を出したもち米が臼の中に入ると、児童たちは、「美味しそう」、「早くぺったんしたい」と歓声を上げた。ライオンズクラブの会員たちは、もち米をこねてから、順番にもちをついた。「この行事のおかげでもちつきが出来るお父さんになれる」と汗を流していた。
仕上げは、児童たちが小さな杵でぺったんぺったんと行った。2人1組になって、「よいしょ」の掛け声でついた。「楽しかった」、「初めてついた。面白かった」、「足におもちがついちゃった」と喜んでいた。
出来上がったもちは、その場で丸めてつまみ食い。「もちもち美味しい」と頬を膨らませていた。残りのもちは、給食のうどんに入れて味わった。