雨で消えた市内の雪 再び積雪ゼロに


1206.jpg 12月3日(木)に48年間で最も遅い積雪を記録した小樽市内は、この後、例年より高めの気温が推移し強い雨が降り、5日(土)24:00には積雪記録が再びゼロとなった。
 市内の積雪は、3日(木)の午前4:00に1cm、10:00には7cmとなったが、5日(土)19:00に4cmとなり24:00には再び積雪ゼロを記録した。
 6日(日)の積雪の平年値は23cmで、昨年は14cmあったが、今年は、午前から午後にかけて断続的に雨模様となり、ゼロを継続している。気温は、11月中旬並と高めに推移している。
 市民は、「冬らしくなったのに、また雪が解けたわね」。「まだ根雪にはならないのね」。「雪が少なくて良いが、なんか寂しいな」と傘をさして歩いていた。
 5日(土)にオープンする予定だった天狗山スキー場(最上2)は、積雪不足のため延期となっている。現在の積雪状態は、山麓で6cm、山頂で20cmで、オープンには積雪が50cm程度必要としている。
 札幌管区気象台は、6日(日)は昼過ぎから雪で、7日(月)は雪、8日(火)・9日(水)は曇、10日(木)・11日(金)は晴時々曇、12日(土)は曇一時雨か雪の予報を出している。
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