板谷邸敷地のマンション 新築工事始まる


amssinonome1.jpg 旧板谷邸(海宝楼・東雲町1)敷地内でのマンション新築工事が、4月7日(水)から始まった。
 このマンション「(仮称)AMS東雲」建設は、ホテルソニアを経営する株式会社不動産リサーチ(札幌・菅原宝珠代表取締役)が進める。
 地上9階建(25m)の賃貸マンション(52戸)で、旧板谷邸敷地の4分の1を占める日銀寄りの北西側に建設される。1LDK18戸、2LDK18戸、3LDK16戸で、各戸に温泉付。
 同所は、市の特別景観地区に指定され、市歴史的建造物で道内有数の大邸宅・旧板谷邸が建つ。堺町通りから25mの高台に建つ25mのマンションとなるが、「法的には制限出来ない」(市建設部)」として、1月20日付で建設許可が下り、雪解け後の4月7日から工事が本格的に始まった。工事は、2011(平成23)年2月20日完了予定。amssinonome2.jpg
 菅原代表取締役は、「雪解けを待っていたが、ようやく工事を始めることが出来た。昨日から作業を始めて、今は、基礎のための作業を行っている。お盆までには形が出来ると思う。近所の人たちの中には、人が住むようになれば、少し賑やかなになるかなという人もいる。温泉の値段はいくらかと聞いてくる人もいる。、1立米480円から500円くらいと考えている」としている。
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