看護師が無料検診 「看護の日イベント」


kangonohi1.jpg 北海道看護協会小樽支部は、5月9日(日)、看護週間にちなんだ「看護の日イベント」を実施した。約200名の市民に対し、血圧・体脂肪測定などの無料検診を行った。
 「看護の日」は、旧厚生省が、「クリミアの天使」と言われ、近代看護学の普及に尽力したナイチンゲールの誕生日5月12日に制定した。この12日を含む週の日曜日から土曜日までの看護週間には、全国各地で、「看護の心をみんなの心に」をテーマとした行事が行われている。
 小樽市内では、北海道看護協会小樽支部が、毎年、無料検診などを行う「看護の日イベント」をはじめ、看護師の仕事を体験する「ふれあい看護体験」を実施している。kangonohi2.jpg
 初日の9日(日)は、ウイングベイ小樽(築港)の5番街で、健康チェックや健康相談、ストレス測定、骨密度測定などの無料検診を行った。約200名の市民が、会場に足を運び、看護師と会話を弾ませながら、自身の健康をチェックした。
 子供用の記念撮影コーナーもあり、女の子たちは、憧れの看護師服を着て笑顔で写真を撮っていた。札幌から買い物に来た佐藤みなみちゃん(5)とまおちゃん(2)は、「看護師さんがいっぱいでびっくりした。自分も服を着て看護師さんになったみたいでうれしい」と喜んでいた。
 同支部では、10日(月)から、市内の高校生を中心に「ふれあい看護体験」を実施する。市内7病院で、患者の手洗いやコミュニケーション、食事の介助などの体験を行う。「少しでも看護師の道に進んでくれる人が増えれば」と期待する。