「大人のJAZZ」に酔う 峰カルテットライブ  



 運河沿いにあるビアホール「小樽倉庫No.1」(港町5)から、5月16日(日)、円熟した「峰カルテット」の”大人のJAZZ”が流れ出た。
 峰厚介(66)は、東京出身のサックス奏者。17歳からアルトサックスを吹き、19歳からジャズバンドに入りクラブで演奏を始めた。1992(平成4)年に結成したグループ「峰クィンテット」でアルバム「Major to Minor」を出し、スィングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞の日本ジャズ賞を受賞した。自身のグループ以外にも渋谷毅オーケストラをはじめ、数多くのレコーディングセッションに参加し、その数は40枚以上にもなる。
 このほど、グループメンバーを一新した峰カルテットが、小樽や札幌、別海町、釧路などを巡る北海道ツアーを企画。ツアー第一夜を小樽に選び、石造り倉庫を改装した小樽倉庫No.1のステージに立ち、長年のキャリアから醸し出す「大人のJAZZ」演奏を披露。来場者たちは、ビアグラスを片手にその円熟したJAZZ演奏に酔いしれていた。