市長が被告の住民訴訟 8月26日(木)に最終弁論


 山田勝麿小樽市長が進めた市内築港地区での新病院建設の中断で、基本設計料2,581万円を支払ったのは違法・不当だと市に返還を求めている住民訴訟の第11回口頭弁論が、6月17日(木)13:20から、札幌地方裁判所701号法廷(橋詰均裁判長)で開かれた。
 この訴訟の原告の松浦光紀氏(64)は、たった一人の「本人訴訟」として、この問題を提起してきた。すでに訴訟は、今回で11回目で、1年半の月日が経過している。
 この間の口頭弁論で、原告、被告の双方が、それぞれ証拠(書証)を出し合い、さらに5月には証人尋問が行われた。第11回目では、これまで提出した書証の追加提出と証人尋問での補強として裁判所から求められていた資料などが提出され、双方の主張が出揃った。
 これにより裁判所は、最終弁論を行う「最終口頭弁論期日」を、8月26日(木)10:00から行うことを決めた。これにより、一年半かかっていた口頭弁論が終わり、最終弁論を経て、次回に裁判所が「判決言渡期日」を指定して、「結審」することになった。
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