これは珍しい!トドに白い赤ちゃん おたる水族館  

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 おたる水族館(祝津3)で、11日(金)・12日(土)の2日間、トドの赤ちゃんが1頭ずつ生まれた。このうち1頭は、国内では例のない白い体毛の赤ちゃんで、「世界的にも珍しい」と関係者を驚かせている。
 赤ちゃんを出産したのは、マモコとカキのお母さんトド2頭。
 小樽生まれの9歳のマモコは、妊娠2回目だが、1回目の2009(平成21)年は残念ながら死産してしまっており、11日(土)の出産が初めてとなった。
 生まれてきた赤ちゃんは、なんと国内で例のない白い体毛の赤ちゃん。目が赤くメラニン色素が欠乏し白くなるアルビノ・先天性白皮症(先天性色素欠乏症)とは異なっている。トドで白い色をしている「白変個体」は、世界的にも非常に珍しいという。
 母親のマモコは、おっぱいの上げ方が分からず、授乳の機会が少ない。放置すると赤ちゃんが栄養失調で死んでしまうため、同館では、人口保育を行っている。
 紋別で保護された15歳のカキは、今回で6回目の出産となる。
 2頭の赤ちゃんは、トドの飼育場で、母親に寄り添って、すやすやと眠っている。たまに起きても、首をきょろきょろと動かしてまだすぐ夢の中へ。
 「赤ちゃんが生まれたら全部貴重だが、白い体毛の赤ちゃんは、非常に珍しいのでなんとしても育てたい」(飼育部・角川雅俊獣医師)と話す。
 トドは、アシカ亜目アシカ科アシカ亜科トド属の海棲哺乳類。オスは、10~20頭のメスをしたがえハーレムを作り、繁殖する。今回の2頭の赤ちゃんのお父さんは、ガンタロウ(18)。
 今後もまだ、出産の可能性のあるトドがいるとしている。
 トドが生まれました! おたる水族館公式ブログ