ソウル江西区と姉妹都市に 市役所で調印式 



 小樽市と韓国ソウル特別市江西(カンソ)区が、7月22日(木)、姉妹都市提携を締結した。
 市と同区との交流は、約20年前に小樽自動車学校の織田恵憲理事長が、自動車教習法を江西区に教授したことで始まった。
 2006(平成18)年には、小樽日韓友好親善協会(会長・森川正一小樽商工会議所副会頭)と江西区韓日親善交流協議会(ソン・ジンス会長)が、民間交流を図るための友好協定を締結。
 この後、2009(平成21)年2月に、市と区で友好都市提携を結び、相互に使節団を派遣して少年野球・サッカーの交流を行ってきた。
 友好都市提携は、姉妹都市の一歩手前の関係で、市は、4~5年かけて交流を深め、その後、姉妹都市提携協定を結ぶことにしていた。
 しかし、江西区は、市との協定を強く要望。市は、この熱意を受け、7月22日から25日までの江西区代表使節団歓迎事業に併せ、姉妹都市提携の調印を行うことにした。
kansoku1.jpg 調印式は、22日(木)16:00から市役所市長応接室で行われた。ノ・ヒョンソン区庁長をはじめとする27人の使節団と、小樽市役所、小樽日韓友好親善協会などの関係者約30人が集まった。参加者の紹介や、姉妹都市提携までの経緯などを紹介したのち、山田勝麿市長と、ノ区庁長が、協定書にサインし、握手を交わした。
 山田市長は、「両都市が、文化や産業、スポーツなど様々な分野で交流し、発展出来れば」。ノ区庁長は、「青少年のスポーツ交流を重点的に進めたい」と抱負を述べた。
 韓国ソウル特別市江西区代表使節団は、24日(土)に行われる「第44回おたる潮まつり」の潮ねりこみに参加する。
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