高齢化率35%・奥沢中央町会 孤独死招かぬよう「安心カード」導入

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okusawa-ansin1.jpg 65歳以上の高齢化率が小樽市平均よりも高い奥沢中央町会(本間繁会長)で、「地域で支え合い、安心して暮らせる街づくり」を掲げ、老人クラブと 民生委員が手を取り合って、10月1日(金)から「安心カード」を導入する。
 「安心カード」は、万が一の救急時のために、名前や生年月日、血液型、かかりつけ病院など必要最小限の自分の情報を記入し、専用容器に入れて冷蔵 庫に保管。救急隊員が駆けつけた時にいち早く情報を入手できるため、命を救う手助けになる。市内町会でも導入が広がっており、小樽市消防本部では、同 カードを取 り入れた救急措置訓練を行っている。
 奥沢中央町会は、総世帯数約1,200戸で、このうち65歳以上が1,100人、独居老人世帯は150世帯。高齢化率は、小樽市平均31.16% より高い35%となっている。
okusawa-ansin2.jpg 同町会福祉部では、「高齢世帯の心配ごとは、自宅での異変や体調の悪化。町内のみんなで見守り、越えかけをお願いし、地域ぐるみで支え合う体制を つくりた い」と、老人クラブと民生委員とタッグを組んで、連絡体制を整えた。この活動と合わせ、「安心カード」の導入を10月1日から始める。
 本間会長は、「9月7日に連絡が来て、話しが出来るような状況ではない方のため、私が、救急車を呼んで、薬を見せたり、処方箋を見せたりした。そ の後、そ の方が亡くなったと聞いた。実際、その現場にいると慌てる。落ち着いたつもりでいたが違う。実際に経験をしてみると、安心カードがあれば良かった と思っ た。一人暮らしの高齢者の孤独死を招かないように、安心カードを広めたい」としている。
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