テレビの不法投棄 今年度 117台 昨年の倍


 小樽市内でのテレビの不法投棄が、今年度11月までで117台に上ることが、12月10日(金)の小樽市議会第4回定例会予算特別委員会の質疑で分かった。
 市内のテレビの不法投棄は、2008(平成20)年度132台、2009(平成21)年度60台、2010(平成22)年度117台となっている。
 小樽市では、今年度、不法投棄対策として、環境省の「地域グリーンニューディール基金」(350万円)を活用して、不法投棄・散乱ごみ監視等業務を実施。6月から11月までの期間、水曜日から日曜日までの夜間、2班4名体制で市内20箇所をパトロールした。
 市生活環境部廃棄物対策課は、「警備灯をつけながらパトロールで夜間監視を行っているが、不法投棄の行動はゼロで何もない。抑止力になっている」と言っているが、不法投棄件数は昨年の倍となったことを明らかにした。井川浩子議員(自民党)の質問に答えた。
 家電リサイクル法の施行(平成13年4月1日~)によって、テレビをはじめエアコン、洗濯機、冷蔵庫などの家電は、再商品化料金(リサイクル料金)振込み後に指定引き取り場所に持ち込むか、収集運搬業許可業者に依頼するかの2通りの方法でリサイクルすることが定められている。詳しくはこちら