冬眠から展示車両の目覚め 総合博物館でシートはずし

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 北海道鉄道発祥の地の手宮1丁目にある小樽市総合博物館で、4月16日(土)9:30から、屋外展示場で冬期間にブルーシートで覆われていた鉄道車両のシートはずしが行なわれた。

 同館の屋外展示場には、北海道で活躍した鉄道車両が数多く並んでいる。ホームに横付けされている車両には、マニ30型現金輸送専用車両やキ600型ロータリー車、キハ82型ディ―ゼルなどがある。

 これらの車両は、冬季の雪の影響を少なくするためブルーシートで養生されている。4月29日(金)からの夏期営業開始を前に、このシート外しの作業が16日と17日の2日間でおこなわれている。

 16日には、同館のボランティアやNPO法人北海道鉄道保存会の会員など約20人がこの作業を実施した。雨の降る中、まだ雪の残る屋外展示場で、小学生も混じったボランティアの手で次々にシートが外され、長い冬眠から目覚めた車両が、眩しそうに顔を覗かせた。

 同館では、このシートはずしの後、4月23日(土)・24日(日)午後1時30分と午後2時30分の2便で、「アイアンホース号試乗会」を開催することにしている。