小樽の最高路線価  堺町の臨港線通り1㎡13,5万円に


 国税庁が7月1日(木)にホームページで発表した2011(平成23)年分の「路線価」で、小樽税務署管内の最高路線価が、昨年同様、小樽市堺町の臨港線通りで、1㎡13万5,000円だったことが分かった。
 「路線価」は、相続、遺贈又は贈与により取得した財産に係る相続税及び贈与税の財産を評価する場合に適用する財産評価基準。国税庁は、平成23年分は今年1月に調査し、路線価及び評価倍率を記載した路線価図等をインターネットで公表した。
 道内30税務署管内の最高路線価は、前年比で、ニセコを抱える倶知安だけが上昇したが、2か所(富良野・十勝池田)が横ばいで、残りの27ヵ所は、全て下落した。
 小樽税務署管内の最高路線価となったのは、小樽市堺町の臨港線通りで、於古発川から堺町交差点までの約850m。沿線には、かま栄や北一硝子などの企業が軒を連ねている。
 小樽を代表する観光地であっても、路線価は、ここ数年下落傾向が続いており、上昇傾向は、一向に見られない。昨年の1㎡あたり15万円から、10%減の1万5,000円円下落し、13万5,000になった。
 別表 平成23年分 税務署管内の最高路線価
 平成23年分 財産評価基準書 – 町丁名索引