「お化け屋敷」から悲鳴! 住吉神社の例大祭”小樽まつり”


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7月14日(木)から16日(土)までの3日間の日程で、小樽総鎮守・住吉神社(住ノ江2)の例大祭”小樽まつり”が始まった。

小樽三大神社の夏祭りの最後に開かれる住吉神社の例大祭は、小樽を代表する祭りで、市民から”小樽まつり”と呼ばれ、親しまれている。

14日(木)の初日(宵宮祭)は、朝方に土砂降りの雨に見舞われ、関係者をやきもきさせたが、次第に雨も上がり、露店の準備も整い、祭りの雰囲気が高まった。午後には、小雨の中、浴衣姿の子供達も繰り出し、露店巡りに興じていた。

神社境内入口脇には、恒例の 「お化け屋敷」が出来て、中からキャーと悲鳴が上がり、子供たちの関心を呼んでいた。19:00からは、神輿も繰出し、元気の良い掛け声が響いた。

 15日(木)の本祭では、09:00から神輿御幸渡御が出発。市内をぐるりと回り、社殿に戻る。19:00からは、市内の神輿会が集まり、道内最大級の「百貫神輿」を担ぎ、威勢良い掛け声を響かせながら、境内を渡る。

16日(金)の還御祭では、市内を回っていた神輿が、御幸渡御を終えて社殿前に集う。この後、福もちまきが行われ、神前に供えたもちを福男が、来場者に分け与える。

この3日間の天気予報は、いずれも雨模様となっており、関係者は「せっかくの夏祭りなのだから、天候も夏らしい太陽が出てほしいよ」と、祭りの準備に追われていた。

小樽総鎮守として300年を超える伝統と格式を誇る住吉神社の例大祭「小樽まつり」が終わると、7月29日(金)から31日(日)には、小樽の夏の祭典「第45回おたる潮まつり」が、第3号ふ頭で開かれる。

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