旧雪の花敷地売却を追及 市議会会派代表質問


 小樽市議会は、7月5日(火)、会派代表質問を続行。秋元智憲(公明党)、斎藤博行(民主市民)、成田祐樹(一新小樽)の3議員が質問に立った。
 秋元議員は、市政運営、財政と補正予算、市立病院、防災について。斉藤議員は、市長の政治姿勢、公約、予算について。成田議員は、新共同調理場の土地取得、エネルギー政策、市立病院と市内の医療体制、政治資金規正法違反などについて質問した。
narita-daihyousitumon.jpg 成田議員は、市が、学校給食共同調理場の敷地として、株式会社たまゆらが所有する旧雪の花の小樽市真栄1の敷地(10,163.79平米)を1億9,200万円について疑問を呈した。「たまゆらが購入してから短期間での転売で、遥かに上をいく金額だ。特定の会社への利益享受で 道義的に許されない。たまゆらが売却した敷地は旧雪の花と他社所有のと合わせて5,000坪になり、2億7,6000万円の抵当額で、11坪55,200円になるになる。今回の議案に出ている1億9,200万円を 3,074坪で割ると、1坪62,500円で明らかに高くなっている」と追及。
 中松義治市長は、「事前に不動産鑑定士に鑑定してもらい、市有地財産評価委員会で検討され、この評価をもとに1億9,2000万円とし、5月30日付で仮契約をし、議案を提案した」と述べた。
 6日(水)は、一般質問が行われ、千葉美幸(公明党)、小貫元(共産党)、川畑正美 (共産党)、山口保(民主市民)、安斎哲也(一新小樽)、佐々木茂(自民党)の6議員が質問に立つ。