海で安全に泳ごう!赤十字ジュニアライフガードセミナー


enei.jpg 小樽地区水上安全法赤十字奉仕団(佐藤修団長)は、8月10日(水)10:00〜14:30、蘭島海水浴場・日赤救護所前浜で、赤十字ジュニアラ イフガードセミナーを開催した。
 「水を活用して健康の増進をはかり、水の事故から生命を守るための知識や技術を体験させる」ことを目的とした同セミナー。市内の小学校から中学生まで約50人が参加した。
 時折、涼しい風が吹き付ける天候となったこの日、同団は、参加者を泳力によって4班に分けて講習を行い、水温の感じ方、海水の慣れ方、長い距離を泳ぐ方法などを教えた。講師は、「川が氾濫して巻き込まれた時に水泳のゴーグルはない。海の中で目を開けることに慣れる必要がある。最初は染みるが慣れれば痛くない」と呼びかけた。
 講習後には、恒例の上級者による遠泳が行われた。子供たちは、バーディーを組んだ相手や前後の仲間に気を使いながら、掛け声を合わせて1.5km の遠泳を達成。「去年もやっているのでぜんぜん余裕」、「疲れたけれど仲間が支えてくれた」と話していた。
 佐藤団長は、「今の子供たちはプールに慣れてしまっている。そして、泳げるということが海での事故につながるケースもある。こんなにきれいな蘭島の海で楽しく泳いでもらえるように、少しでも知識を学んでもらいたい」と訴えていた。