定例議会前に病院局がピンチ! 並木局長が病気不在


 138億円の豪華新病院の建設を進めている小樽市病院局の責任者の並木昭義病院長(68)が、心臓病での手術を受け、安静療養中のため、第1回定例会に出席が難しくなっていることが分かった。
 これは議会開会前の市議会各会派への議案説明に、並木局長が出席しなかったことから判明した。
 関係者の話によると、「1年前にステント治療を行っていたが、1月27日に札幌医大で、検査を受けたところ、心臓血管の狭窄が進んでおり、いつ心筋梗塞になってもおかしくないとの診断が出され、緊急入院となり、1月31日に、天皇陛下と同じ、冠動脈バイパス手術を受けた。2週間後の2月15日に無事退院し、現在、自宅療養中で、今週にもその後の検査を受け、主治医と相談して今後の対応を図ることにしている」とのこと。
 現在、病院局は新病院建設のための病院事業会計予算や補正予算を議会に提案しており、その責任者の不在で、議会答弁などでピンチになっている。
 21日(火)13:00からは、市役所第2委員会室で「病院調査特別委員会」が開かれるが、並木局長の出席は困難となっている。
 22日(水)からの第1回定例会では、病院事業会計予算や同補正予算の議会審議に注目が集まっているが、迫総務部長は「並木局長は、2月中の出席は無理で、出席できても議会後半になる」 としている。
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