小樽の春はまだ遠し 真冬日の暴風雪続く


0320weather1.jpg 春分の日(3月20日)を迎えた小樽の街は、終日マイナス気温の真冬日となり、風雪が吹き付ける春まだ遠しの天候が続いている。
 札幌管区気象台は「北海道の上空には真冬並みの寒気が入っており、21日にかけて、強い冬型の気圧配置となるでしょう」とし「後志北部・西部では21日にかけて、ふぶきや吹きだまりによる交通障害、強風、高波、なだれに注意して下さい」と呼びかけている。
0320weather2.jpg 18日(日)夜から気温が下がり、19日(月)、20日(火)の2日間は連続して、終日マイナス気温の真冬日となり、風も強く雪が吹き付ける、あいにくの天候となった。最高・最低気温は、18日3.4℃、−5.8℃、19日−2.4℃、−6.9℃、20日−1.0℃、−6.3℃だった。降雪量は、18日8cm、19日12cm、20日4cmだった。最大積雪深は、18日72cm、19日78cm、20日77cmとなっている。
 このため、彼岸の日の墓所も深い雪に覆われ、街も真っ白の冬景色が広がっている。南国からの桜開花の便りが報じられているが、小樽の桜の開花は、例年、5月のゴールデンウィーク前後となっており、北国小樽の春は、まだまだ遠い。