ハート型の天狗桜が満開! 天狗山ロープウエイ山頂



 標高532mの天狗山山頂に立つ樹齢100年を越えるエゾヤマザクラが、5月14日(月)にほぼ満開を迎えた。
 5月8日より少しずつ花が咲き始め、1週間が経ち、見頃となった。日当たりの良い南向きの桜は、少しずつ散り始め、北向きはまだつぼみもある。昨年(2011年)は、5月26日に満開を迎え、今年は早めだという。
 市内で一番遅く咲く桜と言われ、「天狗桜」と市民に親しまれている。市街地を一望する位置にあり、見る角度ではハート型に見え、絶好の撮影スポットとなっている。この日は、午後から青空が広がりピンク色の桜が映え、撮影日和となり、市民や観光客が、桜と一緒に記念撮影している姿が多く見られた。

 天狗山ロープウエイは、昭和54年12月より運航を開始。9:36から12分間隔で運航し、最終便は20:48。山頂までの全長735mを4分間で到着。ロープウエイからは市街や石狩湾、増毛連山も見え絶景を楽しむことができる。この時期は、春紅葉が真っ盛り。夜は、北海道三大夜景と言われる夜景とライトアップした天狗桜を楽しむことができる。
 ロープウエイ職員は、「天狗桜はどこですか?と尋ねられることが多く、天狗桜は天狗山のシンボル。街の景色をバックに桜を入れた景色が綺麗です」と話していた。
 小樽天狗山のブログでは、天狗桜情報をアップしている。
 最高速度40kmで滑走する草原のボブスレー「天狗山スライダー」や「シマリス公園」は5月下旬から始まる予定。夏季営業は11月4日まで。