介護中です!『介護マーク』交付始まる


kaigomark.jpg 小樽市は、「ただ今介護中です」ということを、周りの人に知ってもらいたい時に使用する「介護マーク」の交付を、10月1日(月)から、市役所別館(花園2)1階10番窓口で始めた。
 交付対象者は、市内に住所を有する障害者及び高齢者等の介護者、市内に居住し介護ボランティアをしている人や、その他必要と認められる人。
 「介護マーク」は、縦69mm、横97mmのカードに「介護中」と大きく書かれており、首から下げられるようになっている。
 介護が必要な人が、公共トイレ等を使用する際の補助などの時に、周りに介護中であるとことを知らせるマークであり、周囲の理解を得ることにも繋がる。静岡県で、平成23年4月に国内で初めて導入された。
 交付希望者は、窓口へ直接行き、簡単な申請書に記入するだけで交付を受けることができる。介護認定を受けていない人への介護時でも使用でき、現在100個を用意している。障害者団体からの問い合わせがあったが、2日(火)午後までに、交付希望者は来ていない。
 小樽市医療保健部介護保険課地域支援事業係・中村寿春係長は、「偏見や誤解のないように介護マークを利用してもらいたい。これから少しずつでも広がってほしい。外出時に介護マークを見かけたら、温かく見守ってもらいたい」と話していた。
 介護マークの交付について
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