児童買春で逮捕の市職員 停職6か月の懲戒処分


 小樽市役所(中松義治市長)の市議会(横田久俊議長)事務局の議事係長が、10月17日(水)、児童買春の容疑で警察に逮捕されたことで、市は、11月22日(木)付けで同職員を停職6か月の懲戒処分にしたことを、11月26日(月)に公表した。
 停職6か月の懲戒処分を受けたのは、前市議会議事係長で、現在、総務部・総務課の佐藤誠主査(40)。佐藤主査は、「平成24年4月、当時16歳の女子児童に対し、現金を供与する約束をしていかがわしい行為をし、職員の児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護に関する法律違反により逮捕されたもの」としている。
 今回の懲戒処分は、佐藤主査が、10月17日に逮捕され、10月26日に「在庁起訴」され、札幌簡裁の即日裁判で、罰金刑の略式命令を受けたことで、市は、懲戒処分委員会を開いて決めた。
 本人への処分の通知は、11月22日(木)の終業後に行ったという。停職期間は、11月23日から来年5月22日までで、この間、月額報酬(給料)と賞与(ボーナス)は、支給されないという(市職員課)。
 破廉恥行為が続発する小樽市役所では、懲戒処分のオンパレードで、一部職員の馬鹿な行為で、市役所の声望も地に堕ちており、迷惑を受けるのは、真面目な職員と市民だけに、やりきれなさが残るばかりとなっている。
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