市議会第1回定例会開く 新年度予算(案)等を審議


 小樽市議会(横田久俊議長)の第1回定例会・予算議会が、2月27日(水)13:00から、市議会本会議場(花園2)で始まった。
 最初に本定例会の「会期の決定」を行い、2月27日(水)から3月21日(木)までの23日間とすることを決めた。
 会議日程は、2月27日(水)本会議、28日(木)から3月3日(日)まで休会、3月4日(月)・5日(火)会派代表質問、6日(水)一般質問、7日(木)・8日(金)・11日(月)・12日(火)・13日(水)・14日(木)の6日間で予算特別委員会、15日(金)各常任委員会、18日(月)学校適正配置等調査特別委員会、21日(木)本会議となっている。 市議会日程
 本定例会には、2013(平成25)年度小樽市一般会計予算、平成25年度小樽市港湾整備事業特別会計予算を始め、2012(平成24)年度小樽市一般会計補正予算、条例改正案など53議案、報告2件が上程され、中松義治市長が、新年度に向けた市政執行に関する所信と主要施策の概要を述べ、各案件について提案理由の説明をした。
H25-0227council.jpg 中松市長は、「任期の折り返しに当たり、私が上げた公約「地域経済の活性化と新たな雇用創出」「街づくりの核となる稲一再開発」「新市立病院建設」「教育環境の整備」「子育て環境整備」「高齢者や障害者の方が安心して暮らせる支援体制づくり」「真の財政再建」の7つの重点公約のほか、「防災対策」など小樽の発展のために全力を注いでまちづくりを進める決意を新たにしている」と述べた。
 また、「旧丸井今井小樽支店・グランドホテル」について、「新たな取得者が決定し、施設再生に大きく前進したものと受け止めている。今後は、事業計画が決定した段階で、市として必要な支援、協力を行ないたい」と述べた。
 平成25年度の予算編成については、「依然として厳しい財政状況の中、事業の厳選や職員給与の削減継続など、財政の健全化に向けた取り組みを緩めることなく続ける一方で、優先的に取り組むべき「防災対策」、「経済・雇用対策」とあわせ、学校再編に伴う校舎等の改築、新学校給食共同調理場や保育所の建設、旧国鉄手宮線の整備などの大規模建設事業のための所要額を計上した。歳入の確保については、各収入見込みの精査や新たな財源の検討、国の平成24年度の予備費や補正予算を活用、一般財源の縮減に努めた。平成24年度の予算編成時よりも4億4千万円多い、約12億2千万円の財源不足が生じている」と説明した。
 平成25年度小樽市教育行政執行方針について、上林猛教育長から報告があり、学校教育の重点施策「学力の向上」や「教育環境の整備」「特別支援教育の充実」について、また、社会教育の重点施策として「社会教育施設における特別展の開催」「読書習慣の定着に向けた取り組み」「文化財の保護」「市民スポーツの振興」「市内の社会教育関係団体のネットワークづくり」について説明した。
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