手作りの雑貨屋さん"zakka de ALTO"


altozakka1.jpg 小樽都通り商店街と静屋通り間の小路にあるスペースアルト(稲穂2)を会場に、「zakka de ALTO 3日間だけの雑貨屋さん」が開かれ、雑貨ファンで賑わっている。
 2011(平成23)年7月に第1回目を開催し、今回で6回目となる。市内や札幌、旭川、知床、静岡県などの25名の作家の作品を、展示販売している。アンティークな店内に、所狭しと個性溢れるオリジナル作品が展示され、小樽では珍しく、ここでしか見つからない雑貨を用意。各地の作家が集結した雑貨屋さんとあって、開催を待ちわびた雑貨ファンが次々と訪れている。
 アクリル毛糸でひつじの形に編んだエコたわしや、こけしのストラップ、ビーズで作った葡萄やどんぐりのペンダント、小物入れ、バックなど丁寧にひとつひとつ心を込めて手作りされた雑貨。クリスマスも近づき、毛糸で編んだツリーやこけ玉のツリーなど、これからの季節に合わせた商品も楽しい。

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 また、天上から吊るされたモビールは、フィンランドの伝統装飾品「ヒンメリ」と言って、スウェーデン語で天を意味する。藁を用いた基本形の正八面体のモビールをしめ縄などの飾り物と一緒に展示。ばら窓という円形のステンドグラスを意味する「ローズウインドウ」のランプは、ステンドグラスを薄紙で作るペーパーアートで、光を通し楽しむ。
altozakka2.jpg 同展を運営する手作りアーティストの吉田真樹さんは、「手作りと言えば、バザーやフリーマーケットのイメージだったが、副業にしている作家も多く、様々な形で販売している。興味のある作家さんは、是非参加してもらいたい。同じ志を持つ作家が集まり、居心地の良い雑貨屋さんを開き、大きな会場でも催したい。お客さんには、ふらっと来て気に入った物を見つけたり、クリスマスプレゼント用など特別なひとつを探しに来てもらいたい」と話した。
 市内40代の女性は、「たまたま通りかかり入ってみた。3日間だけはもったいない。小樽にも雑貨屋さんがもっとあるといい。女性はみんな雑貨好きだと思う」と話し、買い求めていた。
 会場のスペースアルトは、小樽都通り商店街と静屋通り間の小路にある元塗料店を改装したギャラリーで、2010(平成22)年6月オープンした。同ギャラリーをオープンさせたのは、内山直美さん。祖父の塗料店にシャッターを下ろしたままにするのは偲びないと、夫の内山景一朗さんとともに1年間の改装作業を行った。様々なイベントが開かれている。冬期間は閉鎖している。
 zakka de ALTO 3日間だけの雑貨屋さん 11月6日(水)~8日(金)10:00~17:00
 問合せ:090-6696-2306
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