小樽ユネスコ協会(丸田謙二郎会長)では、4回目となる「チャリティカレンダーリサイクル市」を、市内2ヶ所で1月10日(金)から開催している。カレンダー、手帳等を含めて約3,000点を用意。昨年同様売上金10万円を目標に開かれた。
全国の企業や市内の事業所、個人から提供されたカレンダーや手帳を100円から300円で販売し、全収益を「ユネスコ世界寺子屋運動」をはじめとするユネスコの活動、「東日本大震災ユネスコ子ども基金」や「図書館ユネスコ世界文庫」等へ継続募金している。
先行実施した札幌ユネスコ協会の協力を得て、カレンダーなどを貰い受けて、小樽でも開催。紙資源の有効活用とリサイクルにより、必要な人々に活用され、募金へ繋がる事業となっている。
市内では、第1会場の小樽市総合福祉センター(富岡1)4階で10日(金)から11日(土)までと、第2会場の長崎屋小樽店(稲穂2)1階中央公共プラザで11日(土)から12日(日)まで、どちらも10:00から16:00まで開かれている。
第2会場初日の11日(土)には、同協会ボランティア10名が販売員を務め、写真入りや絵入りの大型カレンダーや、卓上カレンダー、ダイアリーが並び、開店時間前から、市民や買い物客が集まり、気に入ったカレンダーを探し買い求めていた。
今年の目玉は、日めくりカレンダーで、5部はすぐに完売となるほどの人気。鉄道や花などのカレンダーも人気だという。絵・写真入りは200円、文字のみ100円、卓上カレンダー100円、手帳200円、ダイアリー300円と格安で販売している。
同協会・安達久美子事務局長は「このリサイクル市がなければ捨てられしまう物を、必要としている方に、気に入った物を見つけてもらい、その収益を募金活動に活用し、本当にありがたく思う」と話した。
市内の女性は「気に入ったカレンダーが見つかった」と話し、会場では、大勢の人が集まり、カレンダーが山積みされた中から、お目当てのカレンダーを探していた。
第2会場では、明日12日(日)も、10:00から16:00まで開かれる予定。
◎小樽ユネスコ協会HP
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