おたる春祭り よさこいパレード舞う!

 3日間の日程で行われていた第10回おたる春祭りの最終日、5月24日(土)11:30から、第4回目となる「よさこいパレード」が、市内中心部商店街を迫力ある演舞で駆け抜け、沿道の見物客を楽しませた。
 出場したのは、3回目となる「ミナオ・ドーレくしろ」から、札幌支部と釧路支部5名の21名。4回目の出場の石狩を拠点とする「夢鼓動大地21」の4歳から50代までの34名。同じく4回目となる小樽商科大学翔楽舞157名の3組による演舞が、商店街いっぱいに舞踊った。
 「ミナオ・ドーレくしろ」は、鶴や波をあしらった衣装で、釧路すべてをイメージした新曲を披露。釧路から朝3:00に出発してきたメンバーは「笑顔満開で釧路をPRしたい」と話した。

 また、「夢鼓動大地21」は、小さな子どももお揃いのよさこい衣装をまとい、沖縄の琉球太鼓を全員が叩いて踊る。太鼓のバチに鳴子がついている。「小樽では、和やかな雰囲気で踊れ、気軽に参加できる」と話した。
 一方、翔楽舞は、今年の新曲「彩囃し」の初披露となった。朝8:30に、第3埠頭で練習を済ませてから集合。衣装は間に合わなかったものの、気合は充分。小樽の街の活気は人々の頑張りによって引き立てられ、支えられていることを新曲のテーマとしている。

 同大3年野田康大君は「小樽の皆さんに支えられ、小樽に感謝を届けたい。よさこいでは、小樽を背負う覚悟を見せたい」と意気込んだ。
 商店街では、店頭のワゴンやのぼりを片付け、通りを空けて迎えてくれていた。通行人やパレードを見に来た人々が沿道を埋め尽くし、迫力ある演舞を間近で楽しみ、感動の拍手が沸き起こっていた。
 その後、花園銀座特設ステージ前(ヴェラス・クオーレ小樽前)や堺町通りでも演舞を披露した。
 ミナオ・ドーレくしろHP
 夢鼓動大地21HP
 翔楽舞HP
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