真冬日の連続で凍る小樽!今冬の最低気温更新

1223otaruweater1.jpg 小樽が今冬一番の寒さに震えている。「北海道の上空約5000メートルに氷点下40度以下の真冬並みの寒気が入り、北海道付近は強い冬型の気圧配置となっている」(札幌気象台)と、12月22日・23日の小樽市の気温は、今冬の最低気温を更新する寒さとなった。
 12月に入って寒さを増していた小樽は、最低・最高気温ともマイナス零度の真冬日を記録することが多くなっていた。冬型の気圧配置が強まった12月12日〜14日は、連続の真冬日が続き、14日には、平均気温-5.6℃、最高気温-3.6℃、最低気温-8.1℃と、今冬の最も寒い日を記録していた。
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 しかし、12月22日・23日の真冬日の今回の寒さは、この14日の記録をあっさりと更新した。22日(月)の平均気温-7.0℃、最高気温-5.1℃、最低気温-8.1℃となって、今冬の最低を記録した。
 最低気温-7.0℃、最高気温-2.3℃となった23日の天皇誕生日は、雪の小樽を楽しむ中国からの観光が、マイナス気温を表示した小樽運河の温度計を背景に記念撮影に興じていた。
 市民は時折、強く吹き付ける雪の中、家の周囲の雪投げに追われていた。
 気象警報・注意報:小樽市
 府県気象情報:石狩・空知・後志地方