冬期間限定"海獣公園ガイドツアー" おたる水族館

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 おたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)は、冬期間限定「海獣公園ガイドツアー」を、1月31日(土)から2月1日(日)・7日(土)・8日(日)・11日(水・祝)・14日(土)・15日(日)の7日間の日程で開催する。
 冬期間閉鎖している海獣公園を期間限定で公開し、活発な活動をするトドやセイウチなどの生き物や、冬ならではの凍てつく風景を堪能してもらおうと、昨年度は試験的に開催し、今年度は各日10名ずつ7日間開催される。
0131otaruaqua1.jpg 初日の31日(土)は、気温0℃の青空が広がる、冬としては穏やかなツアー日和となった。市内外から10名の男女が、防寒スタイルで参加した。
 ガイド役は、同館アザラシ・トド飼育担当の川本守氏が務め、生き物等の解説を行い、質問にも回答した。今年から新たなツアーアイテム・双眼鏡も貸し出された。同館に飼育されている動物をはじめ、運がよければ野生動物との遭遇もあり、同ツアーの醍醐味ともなっている。
 館内から外へ出て海獣公園へ通じる道路からは、冷たい風が吹く中、くっきりとトド岩が見え、野生のトドが6頭が上陸していたり、オジロワシやオオワシが上空に姿を現した。
 海獣公園の下へ降り、スノーシューで行くトド接近観察コースは、雪崩を懸念して中止となった。
 高波を避けるための越冬プールでは、ゴマフアザラシとゼニガタアザラシが、日向ぼっこをしていた。高齢のアザラシ達のプールや初披露となる保護されたアゴヒゲアザラシのプールを見て回った。
0131otaruaqua2.jpg アゴヒゲアザラシは、求愛の鳴き声を発していて、スタッフは今朝も聞くことができたらしく、オスもメスも鳴くことが判明したと解説。セイウチ館では、トレーニングを兼ねての給餌が行われ、元気な姿で泳ぎ回り、愛嬌のあるポーズを見せていた。
 冬が苦手なフンボルトペンギンは、寄り添うように立っていた。伊勢館長の説明では、ペンギンの建物内は、15℃以下にならないように暖房していて、冬に強いジェンツーペンギンは、雪上散歩で来館者を楽しませている。冬に強い動物と思われがちだが、冬が苦手なペンギンもいる話に、参加者も聞き入っていた。
 トドのプールへ向かう途中、リヤカーに鮭や鯖・鰊が入った50kgの樽が積み込まれ、豪快な給餌風景を見学した。
 飼育員がプールに近づくと、落ち着かない様子のトド達。鮭をまるごと与えると、一気に飲み込んでみせ、次々と魚を平らげた。匂いを嗅ぎつけたカモメ達も群がり、参加者は、迫力満点の光景を写真に収めるなどして堪能した。
 休憩所では、四季折々の海獣公園の写真が紹介され、有意義な時間を過ごしていた。
 市内40代女性は、「興奮した。念願だった冬の海獣公園に初めて来た。同館のブログで見た光景を、生で見ることができて良かった」と大変満足していた。
 おたる水族館HP
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