GW突入!桜の名所"緑化植物園開園"


0429ryokukaen1.jpg 手宮公園に隣接する緑豊かな手宮緑化植物園(手宮3)が、4月29日(水・祝)に開園した。
 園内には、水と石と樹木を組合わせた日本庭園と桜園、水生植物園、シャクナゲ園、ボタン園など15区の見本園があり、季節ごとに楽しむことができ、市民をはじめ、多くの人々の憩いの場所となっている。
 今シーズンの桜前線は、各地で早めに到達し、その影響で、園内の桜も例年より1週間ほど早く、開花が早まった。園内で一番早く咲く、白い大輪の花をつけるハクモクレンは、開園日を待たずに咲き、現在は散り始めている。
0429ryokukaen2.jpg GW最初の祝日とあって、開園時間の9:30から続々と花見客が訪れ、30台収容の駐車場は常に満車の状態が続き、園内を散策する人々で賑わった。
 日当たりの良い場所のエゾヤマザクラが満開となり、ソメイヨシノ、カンザン、ウコンなどの珍しい桜、約16種類60本の桜を楽しむことができ、道内各地や本州からの観光客にも人気ある。
 芝生からは、石狩湾が一望でき、家族連れや友人らが弁当を囲み、春の暖かな日差しを浴びながら休日を楽しんでいた。
 園内にある小樽市緑の相談所は、担当相談員3名が交代で常駐し、花や家庭菜園の相談に応じる。緑に関する本が並び、講話室や展示室の貸出も行っていて、園芸教室や花の展示会を開催することもできる。

 初日の担当相談員は、朝から桜の開花状況の問い合わせの電話が相次ぎ、対応に追われ、「例年より1週間ほど早く桜が咲いた。ソメイヨシノとエゾヤマザクラが交互に植えらた桜並木は、見所のひとつで、天気にもよるが、土日に満開を予想している。変わった種類の桜もあり、黄色い花のウコンなどはこれから咲く予定」と話した。
0429ryokukaen3.jpg 桜、ツツジ、シャクナゲ、牡丹、紫陽花などが次々と咲き誇り、秋には葉が色づき、季節の移り変わりを花と共に楽しむことができる。
 手宮公園内にある陸上競技場では、今シーズン初めての大会「小樽後志陸上強化記録会」が行われ、小樽・後志・札幌などの幼児から社会人までの選手が出場。陸上シーズンも開幕し、ベスト記録に挑戦していた。
 双葉高校陸上部は、10名の選手が出場。100m・5,000m・やり投げなどにエントリーし、今シーズンの手応えを掴んでいた。
 手宮緑化植物園 9:30〜17:00、小樽市緑の相談所 10:00〜16:00
 4月29日〜11月3日 月曜日休館(祝日の場合は翌日) 0134-22-7773
 関連記事