バスケと音楽の融合 PRODIGY CUP小樽で初開催


 スポーツと音楽がクロスオーバーする「PRODIGY CUP BASKETBALL 2015」が、6月13日(土)・14日(日)に開かれる。
 昨年9月に開かれたミュージックフェスティバル「ベイフェスタオタル2014」の発起人で、小樽出身のアーティスト・ビグザム(BIGZAM)氏が、スポーツを通じて小樽を盛り上げたいと、昨年に続き、バスケットボール・音楽・ダンス融合させたイベントを開催する。同イベントを運営するBall Is Life実行委員会(浜田健嗣実行委員長)を立ち上げた。
 ビグザム氏は、小樽出身で18歳まで小樽で過ごす。ヒップホップと出会い、21歳でメジャーデビュー。小樽・東京・ロサンゼルスを活動拠点としている。子ども頃からバスケットボールに親しみ、日本のトップリーグNBL所属やプロ選手が集まる「Prodigyバスケットチーム」に所属している。
prodigybaske.jpg その代表を務める堤啓史朗選手が率いる、総勢14名のプロバスケットボーラーが小樽に集結し、エキシビジョンマッチや子どもから大人までを対象にバスケのノウハウを指導する。
 6月13日(土)、小樽市総合体育館(花園5)アリーナで、市内をはじめ後志などの子どもから大人まで(事前の申込みが必要)を、プロバスケット選手が直接指導する。
 夕方からは、プロ選手が2つのチームに分かれ、華麗なプレイを披露する。試合中のハーフタイムで、ビグザム氏をはじめとするアーティストが、ダンスを織り混ぜた音楽ショーを展開。
 14日(日)は、天候を考慮し、屋根のあるサンモール商店街(稲穂)で、屋外用のゴールを設置し、前日出場のプロ選手数名と触れ合う。水天宮の例大祭中でもあり、バスケットに興味がない人にも楽しんでもらえるよう、実行委員会による屋台を出店し盛り上げる予定。
 同氏は、「昔あった小樽の活気を取り戻し、小樽が元気になるようできる範囲で貢献したい。今年も9月にベイフェスタオタルを予定し、その前にスポーツを通じて、音楽以外で小樽を盛り上げたい。子ども達に何か夢を与えられるよう、地元の先輩の協力も得て、このイベントを企画した。東京では多くのイベントがあるが、北海道ではプロ選手が集まるイベントは少ない。バスケット人口も多く、小樽で開催したい」と話した。
 堤氏は、「北海道は、バスケット人口が多いと知り、盛り上がっている感じを受けた。僕らのプレーを観て、バスケを始めたり、プロを目指す人が現れることを目的に、真剣なプレーを魅せ、次の目標を持つきっかけを作りたい」と話した。
 6月13日(土)10:00から、小樽市総合体育館アリーナで開催する「PRODIGY スペシャルクリニック」の参加者を募集中。6〜20歳の男女(20歳以上可・経験を問わない)400名を募集。参加費4,000円。オリジナルTシャツ付きで、申込みの際にサイズ(120〜150とS・M・L)を記入。希望サイズに対応するため5月25日までに。その後も受付中。
 ◎詳しくはPRODIGY CUP BASKETBALL 2015