牛乳パックから小箱! エコ工作会


 市立小樽図書館(花園5)は、11月26日(木)13:30から15:30まで、高校生以上を対象に「エコ工作教室」を、同館2階視聴覚室で開き、家庭でも材料が揃いやすくエコに繋がる小箱作りに、市民6名が参加した。
ecokousaku1.jpg 10月27日から11月9日までの読書週間の一環として開かれ、来館者のアンケートを参考に体験型の工作会を企画した。
 同館職員3名が講師となり、「牛乳パックと布でつくる箱と小物」の本からヒントを得て、牛乳パックとハギレを使った小箱を選び、作りやすように工夫し、何度も試作して本番に備えた。
 牛乳パックを開くところから始まり、あらかじめ用意された型紙を使い、外側の箱を先に作り、持参したハギレを貼りつけた。参加者の中には、ネクタイの布を持参するなど再利用していた。
ecokousaku2.jpg 内側に布を貼るところが一番の難所となり、割り箸を使うなどして丁寧な作業が続き、2時間ほどかけて、高さ10cmほどのオリジナリティー溢れる小箱が完成した。レースやリボン、ボタンなどをあしらい、参加者同士で見せ合ったり会話が弾んだ。
 市内60代の女性は、「今後、いろいろな時に対応できるよう、少しでも作れるように初めて参加した。折り紙が趣味で手芸はあまりしないが、良くできた」と楽しそうに話した。
 他の参加者は、「2時間かけて作ってので、大切にしたい。お菓子についていたリボンをつけても可愛い」と満足していた。
ecokousaku3.jpg 同館では、12月13日(日)14:00から15:00まで、3歳から就学前児童を対象に、スノーハウスを作る「ちびっこクリスマス工作会」、12月19日(土)14:00から15:30まで、小学生を対象に、干支の正月飾りを作る「冬休みおたのしみ工作会」を予定している。
 なお、同館入口横には、クリスマスツリーやサンタクロースなどを飾り、「クリスマス特集コーナー」を設置。クリスマスにちなんだおすすめの絵本「サンタのなつやすみ」や「サンタクロースの免許証」などを貸出中。問合せ:0134-22-7726 市立小樽図書館
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