観光の活性化!JAFと小樽市が連携協定締結


 小樽市は、全国組織の自動車ユーザー団体・一般社団法人日本自動車連盟(JAF・横井隆支部長)札幌支部と、観光に関する連携協定を締結した。
 その調印式が、1月27日(水)11:00から、市役所(花園2)本館2階市長応接室で開かれ、横井支部長と森井秀明小樽市長が協定書に署名し調印した。
 同連盟(JAF)は、昭和38年に創業。現在1,835万人の会員のもと、自動車ユーザーに対する安全と安心の支えとなるサービスを提供。交通の安全と環境のための事業活動を推進し、車社会の発展に貢献、地域振興にも積極的に取り組んでいる。ロードサービスを主体とし、年中無休の24時間体制の救援サービスの他、風水害の震災等の被災地への特別支援隊を派遣するなど、救援活動や交通安全に関する活動を通じて地域への社会的貢献に取り組んでいる。
0127jaf.jpg 2010年から締結がスタート、全国では361箇所。小樽市との協定は道内で29番目となる。
 同札幌支部から、小樽市の観光に関する様々な取り組みを連携協力したいとの提案があり、双方の地域社会の発展と事業の拡充に寄与することを目的に協定を締結した。
 森井市長は、「大変嬉しく思う。小樽市は観光を大きな産業として取り組む中、これから新幹線が開業し、車で来る人が増えるかもしれない。さらに、市内の魅力ある場所を回遊してもらえるよう取り組む中で、自動車の利用は欠かせない。安心安全に取り組む方々との提携は重要と考え、観光の取り組みを多くの方にPRしてもらい、より良い環境となることを期待している」と挨拶した。
 横井支部長は「この度の観光協定は、個人旅行にシフトし、道内ではマイカーやレンタカーを用いたドライブ旅行が主流となっている現状を踏まえ、自治体との連携を強化し、各地のグルメや観光情報を積極的に発信することで、ドライブの楽しさ・観光や各地の名産品の魅力を伝え、地域経済の活性化を目指したい」と述べた。
 今後、ドライブ旅行の促進と全国に向けた情報発信を強化し、小樽市の担当者と、地元ならではの情報の、JAF機関紙「JAF Mate」掲載について話し合い、JAFナビ(Webサイト)では、逐次、イベントやおすすめ情報を発信する予定。
 さらに、JAFのホームページでの名産品やイベントの情報発信に合わせ、プレゼントの応募者から北海道に関するアンケートを募り、小樽市と継続的に情報を共有する。
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