旧手宮線の清掃 クリーンアップウォーキング


cleanupwalking1.jpg 旧手宮線の清掃活動「クリーンアップウォーキング」が、好天に恵まれた5月20(金)、午前の部は相生町踏切から寿司屋通り約600mと、午後の部は総合博物館手宮口ゲート前から小樽駅中央通り1,200mの2箇所に分かれ開かれた。
 JR北海道職員や近隣の会社、町内会会員ら105名参加し、落ちているゴミを拾い集めながら、旧手宮線に沿って歩いた。
 三笠市幌向鉄道と小樽を繋いだ、北海道で初めて、日本では3番目に作られた歴史ある旧手宮線を、綺麗に大切に保存し、観光客にも気持ち良く小樽を観光してもらいたいとの思いから、主催する快適な環境づくり実践促進連絡会議(増田榮治会長)では、1993(平成5)年から活動を続け、今年で24回目となった。
cleanupwalking2.jpg 午前の部は、9:50に相生町踏切付近に54名が集合。増田会長は、「タバコや空き缶などが捨てられ残念に思う。今後、この活動を後世に伝え、協力を得ながら進めなけらばならない活動と改めて感じている」と挨拶した。
 JR北海道株式会社札幌地区駅輸送業務センター小樽分所の協力による安全確認を行いながら、空き缶や紙くず・ビニール袋やプラスチック類などを拾い集め、先頭を歩く参加者のゴミ袋は、みるみるうちにいっぱいになった。
 大きなブルドーザーが線路内に進入、草をなぎ倒して歩きやすいようにし、拾い集めたゴミを積込み場所まで運んだ。市の清掃車がゴミを回収し、1時間ほどで終了。参加者は心地良い汗をかいた。
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 JR北海道男性職員は、「2年前に参加した時はもっとごみが多く、随分少なくなった印象を受けた。少しでも協力し、ごみを拾い綺麗にしようと思う。今後も参加したい」と話した。
 午後の部は、13:50に小樽市総合博物館手宮ゲート前に51名が集合し、小樽駅前中央通りまでを清掃した。午前中は45ℓごみ袋45個、午後は45ℓごみ袋65個のごみを収集した。昨年同様、参加者全員に、JR北海道から差し入れのお茶が配られた。
 今後は、浅草線通り(日銀通り)を花で飾る「フラワーストリート事業」を実施。
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