第2回小樽水産加工グランプリ 審査会開く


 小樽水産加工品ブランド推進委員会(太田清一委員長)は、8月24日(水)に、第2回小樽水産加工品グランプリを開催した。2014(平成26)年10月に第1回目が開催され2年ぶりとなる。今回は、市内の水産加工企業11社から15商品が出品された。
suisankakou1.jpg その審査会が、グランドパーク小樽(築港11)5階海の間で、専門家・販売業者等12名と一般市民や学生10名に分かれて開かれた。
 10:00から、北海道立総合研究機構水産研究本部中央水産試験場、小樽商工会議所女性会、小樽物産協会・北海道どさんこプラザ・株式会社たるしぇ・株式会社北海道百科・家庭料理研究家など12名の審査委員が出席して、実食審査が行われた。
 小樽で製造されている水産加工品の魅力を広くアピールし、ブランド化及び消費拡大を図ることを目的とし、2014(平成26)年10月に第1回目が開かれ、金賞に、復古版宗八入角焼( 株式会社大八栗原蒲鉾店)、銀賞に、網元にしんやわらか炊き(八丸堀内水産食品株式会社)、同・小樽産にしんおこわ(株式会社カネダ海洋食品)が選ばれた。
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 審査に先立ち、太田委員長は、「皆さんの審査によりグランプリを受賞した商品は、小樽を代表する水産加工品としてのお墨付きを与え、広く道内にアピールしたい。審査をする加工品の11社15品は、いずれも小樽を代表するもので、それぞれの分野において日頃から培われている専門的知識を活かし審査を行い、率直な意見を伺いたい」と挨拶した。
 審査基準は4項目とし、風味・調和・舌ざわりの食味及び食感、購買意欲や食欲を増進させる色合いなどの外観やネーミング、販売促進のポイントなる市場性、独自性や新規性に優れた加工技術があるかなどを実食により審査し、5点満点とした。商品開発に役立てるために、気づいた点も記入するよう促した。
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 各審査員は、食品を1つずつ実食しながら、厳しい表情で採点表に記入し、会場は重たい雰囲気に包まれていた。
 午前と午後の審査結果を総合して、金賞・銀賞・銅賞を各1品ずつ決定する。25日(木)発表。表彰式は、31日(水)14:00から市役所(花園2)2階市長応接室で開く予定。
 受賞商品には、受賞したことを表すシールの使用権が与えられ、小樽市のホームページやPR用パンフレットなどで紹介され、情報発信される。
 第2回小樽水産加工グランプリ
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