祝津の夜空に大輪の花火!赤岩テーブルリッチの絶景

 小樽市内の花火大会の最後を締める、おたる祝津花火大会が、9月3日(土)17:00から21:00まで、おたる水族館駐車場周辺で開かれた。
 今年で12回目を迎え、特別追悼花火や結婚・誕生を祝う記念花火など、約1,500発が祝津の夜空に打ち上げられた。
akaiwa.jpg 会場には、祝津町内の商店を中心に市内の業者など15店舗が出店。飲食や玩具販売などの売店が並び、大会を盛り上げた。
 毎年市内外から約8,000人の花火見物客が訪れ、賑わうイベントに成長。花火開始前には、おたる潮太鼓の打演や神輿渡御、馴染み深いオールディーズナンバーの生バンド演奏が会場に響いた。
 同駐車場は17:00から無料で開放され、花火を見物する人々が集まった。
 赤岩散策路の絶壁のテーブルリッチから花火を狙おうと、16:30から待機したが、予期せぬ霧が立ち込め、一時は何も見えない最悪の事態となったが、かろうじて花火を撮影することができた。
 18:30には、にっぽん丸の出港の汽笛が聞こえ、あたりはすっかり日が暮れ、おたる潮太鼓の打演や、アナウンスの声が微かに聞こえた。19:00過ぎに花火が打ち上げられたが、霧で何も見えなかった。

 ところが、霧が晴れ始め、ホテルノイシュロス小樽の灯りや、ライトアップされた鰊御殿も見え、次々と夜空に上がる大輪の花火を捉えることができた。
 悪条件の中、テーブルリッチから撮影できた小樽の最後を飾る花火は、豪華な連発で締めくくられ、幻想的な光景に包まれた。
 真っ暗な散策路を、ヘッドライトを照らしながら山を降り、赤岩散策路の入口の駐車場には、テントを張り野宿する人々が集まり賑やかだった。
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