小樽市議会(横田久俊議長)の第3回定例会が、9月6日(月)10:00から、市議会本会議場で開会。会期は、9月6日(月)から28日(金)までの23日間と決定した。
第3回定例会に森井秀明市長が提出する議案は、平成28年度一般会計補正予算をはじめとする補正予算案6件を含む25件。共産党からは非核港湾条例案が提出された。
市長から、上程された各案件について提案理由の概要が説明された。
平成28年度一般会計補正予算額は、歳入歳出ともに25億640万1,000円となり、財政規模は595億101万3,000円となった。主な歳出予算は、第2種路線の除雪出動基準見直しの本格実施や第3種路線の出動基準の試行的な見直しなどに要する経費を計上した除雪費や、27年度決算剰余金から繰越財源を差し引いた金額の2分の1相当額を積み立てるための財政調整基金積立金。◎関連記事
平成27年度一般会計決算については、19億2248万3,561円の黒字となった。27年度に実施した主な事業では、私的な理由で開校式を欠席した手宮中央小学校の屋内運動場建設工事の完了や市立病院駐車場の供用開始、プレミアム商品券事業などについて報告した。決算については、第3回定例会閉会後に行われる決算特別委員会において、決算認定の審議が行われる。
12日(月)・13日(火)に会派代表質問、14日(水)に一般質問。15日(木)・16日(金)・20日(火)に予算特別委員会、21日(水)各常任委員会、23日(金)学校適正配置等調査特別委員会、28日(水)に最終本会議を予定している。
森井市長が就任してから、議会日程の延長は常態となっている。議論が活発化しての延長であるならば歓迎されるだろうが、市長の答弁漏れや議会に対する真摯さを欠いた姿勢が原因で、議会がストップしているのが実態だ。議会の延長は、職員の効率的な仕事を阻害することになり、引いては市民生活に影響を与えることになりかねない。森井市長には、何度も繰り返すが、ただ我を通すだけではなく、市民生活に迷惑をかけないという点をきちんと自覚して議会に臨んでもらいたい。
◎平成28年小樽市議会第3回定例会市長提案説明
◎会議における質問通告一覧