"おしゃべりサロン"開く! 入船六三町会


 約500世帯を束ねる入船六三町会(山内ミエ子会長)では、9月21日(水)、同会館(入船2)でおしゃべりサロンを開き、37名が参加し楽しいひとときを過ごした。
63kaikan1.jpg 同町内会は、高齢者世帯を把握し、災害発生時・緊急時の安否確認等の日常的に必要最小限度の支援、ネットワーク作りを積極的に行い、季節の行事なども活発に実施し、団結力を高めている。
 今年度新たな取組みとして、4月から気軽に集える「おしゃべりサロン」を、毎月第3水曜日に実施。9月21日(水)で5回目(7月は祭りで休み)となった。毎回、健康体操と講座、昼食が付き、11:00から14:00まで開かれている。
 この日、昼食の支度をする会員7名は、8:30頃から会場で準備を進め、11:00から参加者が集まり、はじめのプログラム”健康体操”を椅子に腰掛けて行なった。
 その後、小樽警察署最上交番・清平結木子巡査部長と同・近藤遼典巡査による特殊詐欺被害予防について話が行われた。
63kaikan2.jpg 自分は大丈夫だと思っていても、詐欺被害に遭う人が後を絶たず、北海道の平成27年特殊詐欺被害の発生状況は、認知件数275件・被害額は約9億3千万円にも及ぶ。オレオレ詐欺をはじめ還付金詐欺などの事例を紹介し、実際の犯人とのやり取りを録音したテープを聴き、被害に遭わないよう訴えた。
 新しい手口として電子マネー詐欺について説明。くれぐれも騙されないようにマニュアルを配布。
 詐欺を撃退する3つのキーワード、「医療費の還付金」・「スーパーのATMへ」・「ATMで電話して」を聞いた時は、家族に相談すると言って電話を切り、警察に相談するよう強く訴えた。
63kaikan3.jpg 昼食時にはテーブルを囲んで、本日のメニュー・カレーライスとわかめのスープ、ぶどうを、参加者はおしゃべりを楽しみながら完食した。食後は、山内会長がトップバッターで自慢の喉を披露し、参加者も次々とカラオケに参加した。
 78歳の女性は、「初めて参加したが、和気藹々として輪に入ることもでき良かった」と満足した様子だった。
 会員となって28年、会長になって10年の山内会長は、「副会長さんや女性陣がしっかりしていて、サロンの先頭となり任せられる。各役割分担もしっかりでき、信頼し合っている。参加した皆さんも、楽しんでいただき、これからも続けていきたい」と話した。
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